和歌山市に住んだらスーパー感覚で安くて美味しい地元野菜入手できる説【妄想移住生活!検証実録vol.2】

2023 / 09 / 14

和歌山市に住んだらスーパー感覚で安くて美味しい地元野菜入手できる説【妄想移住生活!検証実録vol.2】

構成/冨田愛純

撮影/冨田愛純

『まち、海、山がある和歌山市への移住』と聞くと、都心では味わえない自然豊かな暮らしが待っているのでは、と胸躍らせる人も多いはず。例えば、「毎日サーフィンができそう」「新鮮な野菜や魚を堪能できそう」など。その一方で気になるのは、移住したからといって本当にそういった理想の生活を送れるのかということ。その疑問、和歌山市移住1年目の新米編集長が体当たりで検証します。名付けて「妄想移住生活!検証実録」。第二弾は、自然が身近な和歌山市に移住したら「スーパー感覚で安くて美味しい地元野菜入手できるのか」検証してきました!



今回の検証で1番こだわりたいのが、いかに”スーパー感覚”で、地元野菜を入手できるかということ。休日にわざわざ車を出し半日かけて道の駅に行くのではなく、日常生活の中で当たり前のように入手できなければ、移住した意味がないといっても過言ではない。(いや、それはさすがに言い過ぎたかもしれません…) 


ということで、私の頭に浮かんだ「日常の延長線上で地元野菜を入手する方法」がこちらの2つ☟ 

1.今からご近所付き合いを始めて、お裾分けしてもらう 
2.自宅近くで地元野菜を買える場所を見つける 


自宅付近では、ひっそり自由気ままに生活したいタイプの私にとって、1はかなりハードルが高いため、迷わず2を選択。 

※ご近所付き合いが得意な方、和歌山市にはお裾分け文化のあるエリアもありますので、ご安心ください。 


みんな大好き!Googleマップ大先生で、『農家直売所』と入力すると、和歌山市内だけで5つの直売所がマップ上に出現。そのうち一つは自宅から徒歩10分の場所にありました。(灯台下暗しとは、まさにこのこと) 

詳しい店舗舗情報を知りたい方は「JAわかやま 農家直売所」で検索!


ということで、検証開始から5分もかからず「和歌山市に移住したらスーパー感覚で地元野菜を入手できる」ことは立証されたのでした。(パチパチ) 


となると、次に検証したいのが、農家直売所で売られている野菜のお値段。いくら和歌山市産の立派で美味しい野菜でも、行きつけのスーパーよりも値段が高いとなると、舌がお子さまの私は何の迷いもなくスーパーに買いに行ってしまうんですよね。(和歌山市に移住して1番初めに感動したことは、スーパーで売られている野菜とお肉の安さでした。) 


ということで、急遽『近所の農家直売所 VS 行きつけのスーパー どっちが安いの?』対決を実施したいと思います。本対決に挑むスター野菜はこちら! 


エントリーNO.1:オクラ  
エントリーNO.2:ナス 
エントリーNO.3:ミニトマト 
※このラインナップに意味はなく、たまたま夏野菜が食べたくなっただけです。 


まずは、農家直売所で入手したスター野菜に入場していただきましょう! 

豚ロースとうめ&りんごジュースは、買い物途中で食べたくなり急遽友情出演


続いて、行きつけスーパーで入手した夏野菜の登場です! 

おそらく私の食生活に、豚ロースは必須なんでしょうね


と、一通り野菜を買い揃えたところで、このコスパ対決があまり意味をなさないことに、わたくし気づいてしまったのです。検証のタイミングでは、値段とサイズを総合的に見ると、農家直売所の方がお得。ですが、野菜は基本的に時価で売られているため、行きつけスーパーで買った方が安い日もあるかもしれないのです。それに、都会住みの方はすでに感動されているかもしれませんが、農家直売所にせよ行きつけスーパーにせよ、和歌山市では立派な国産野菜がお財布に優しすぎる値段で売られています。(一人分なら700円くらいで1週間必要な野菜は買えちゃいます。) 


となれば、最後に検証すべきは、野菜のお味!「和歌山市産の農家直売野菜 VS スーパーの国産野菜 どっちが美味しいの? 」対決で、決着をつけたいと思います。 
※審査員はわたし1人のため、完全なる独断審査であることご了承ください。 
※メニューや使用食材が若干異なることは、ご了承ください。 


和歌山市産の農家直売野菜を使用した料理はこちら! 

もうちょっと撮影を意識して盛り付ければよかった。。 
 


続いて、スーパーの国産野菜を使用した料理がこちら! 

ミニトマトは、料理途中につまみ食いをしていたらパックから消えていました。


肝心のお味はというと…馬鹿舌な私には、どちらも5分で完食してしまう美味しさでした。。ただ、農家直売の野菜で作った「生オクラとミディトマトのマリネ」は、おしゃれな自然派レストランで出されても気づかないレベルの高さで、この日を機に私の得意料理に仲間入りしました。だし醤油とオリーブオイルで生野菜を和えただけなので、おそらく畑で採れたばかりの歯ごたえ抜群オクラ様と甘みたっぷりなミディトマト様の手柄なのでしょう。(私の料理の腕は、平均中の平均なので) 


それに、自分が住んでいる土地で作られた新鮮な野菜を、スーパーと変わらないお値段でいただけるのは、和歌山市に移住したからこその贅沢だと思います。メンタル的なメリットでいうと、農家直売の地元野菜を使って料理した方が、”丁寧な暮らしを送っている感”も味わえますしね。


というわけで、検証結果としては「和歌山市に住んだらスーパー感覚で安くて美味しい地元野菜を入手できる」となりますが、正直行きつけスーパーの野菜も、ほとんどが国産で十分安くて美味しいです。この検証後も、行く頻度はスーパーの方が圧倒的に多いです。(野菜以外の品揃えはスーパーの方が豊富なため、一度に買い物が済み個人的には楽です。) よって個人的には、「スーパーと変わらない手軽さ・お手頃さで新鮮な地元野菜を堪能できるが、スーパーの野菜でも十分満足できる」のではないかと思います。 


和歌山市移住定住支援サイトはこちら☟
http://www.city.wakayama.wakayama.jp/ijuteiju/index.html

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