お城からIT企業まで、和歌山市の魅力をたっぷり堪能!第2回「1Day Wakayama City 体験 プログラミング&バーチャル訪問」イベントレポート

2023 / 02 / 28

お城からIT企業まで、和歌山市の魅力をたっぷり堪能!第2回「1Day Wakayama City 体験 プログラミング&バーチャル訪問」イベントレポート

構成/冨田愛純

撮影/冨田愛純

和歌山市では、地方暮らしや地方移住に関心がある親子に向けたオンライン交流イベント第2回「1Day Wakayama City体験!親子でプログラミング/バーチャル訪問」を2023年2月11日(土)に開催しました。全国各地からオンラインでご参加いただき、和歌山城を題材にしたゲーム作り、360°カメラの映像と現地からも中継を行い、和歌山市にバーチャル訪問を行いました。

今回の記事では、第2回「1Day Wakayama City体験!親子でプログラミング/バーチャル訪問」当日の様子をレポートします!

1Day Wakayama City 体験!親子でプログラミング/バーチャル訪問

日時 : 2023年2月11日(土)午前の部:10:00〜12:00 午後の部:13:30〜15:00

実施形式 : オンライン開催(Zoomミーティング)

定員 : 午前の部/午後の部 各回最大15組(和歌山県外の方が対象になります)

こんな方にオススメ!


◆和歌山市の歴史、文化を知りたい!
◆ビジュアルプログラミングツール「プログラミングゼミ」を使ってプログラミングをしたい!
◆親子でいっしょにゲームを作ってみたい!

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自宅にいながら、和歌山市の歴史と最先端を知る3時間半!

1Day Wakayama City体験!午前の部は、和歌山市を題材にプログラミングに触れてもらうオンラインスクール型交流イベント。親子で、和歌山市の地理や文化、暮らしなどを学び、プログラミングで和歌山城を題材にしたゲーム作りに挑戦。


午後の部は、和歌山市をさらに知ってもらうためのオンラインイベント。午前中に親子で学んだ和歌山市にバーチャル訪問!現地からゲストに参加してもらい、和歌山市のリアルな情報を交えながら、サイトやパンフレットだけではなかなか知りえない和歌山市の情報と映像を体験しました。


イベントのはじめに、参加者、運営スタッフ全員で自己紹介。東北から関西までさまざまな地域から参加してくれました。


続いて、和歌山市移住定住戦略課の中本さんから和歌山市の紹介をしていただきました。紀州徳川家が治めていた和歌山城の歴史には、子どもだけでなく大人も興味津々の様子。


移住定住戦略課の中本さんから和歌山城の歴史などお話いただきました



1時間半でゲーム作りに挑戦!和歌山城で戦闘ゲーム

午前の部は、ビジュアルプログラミングツールを用いて、1時間半でゲーム作りに挑戦しました。今回は、「和歌山城で戦闘」をテーマにゲーム作りに取り組みます。


講師の佐藤陽(あきら)さんから、プログラミングの操作方法やゲームの作り方を説明していただきました。佐藤さんがサンプルで作ったゲームが流れると、「早くやりたい!」と待ちきれない様子の子どもたちがいる一方で、少し不安そうな表情の子どもたちもいました。


今回も第1回同様に、小学校低学年グループと高学年グループに分かれて、さっそくゲーム作りがスタート。


事前にお送りしていたマニュアルを参考に、講師の先生の指導を受けながら、ゲーム完成を目指して集中して取り組んでいる様子が印象的でした。始まる前は不安そうだった子どもたちも、ゲーム作りを進める中で、作業一つひとつが早くなり、楽しんでいる様子でした。


第1回にも参加してくれた子どもたちは、予定時間より早くゲームが完成。超応用編として当日準備していたキャラクターに加えて、和歌山の特産品である「みかん」と「ラーメン」をゲームに登場させたりと、子どもたち自らがアイデアを持ってゲーム作りに取り組む姿が印象的でした。


あっという間に1時間半が終了。最後は参加者全員に作ったゲームをみんなの前で発表してもらいました。1時間半という時間の中で、個性あふれる戦闘ゲームが完成。

子どもたちが作った和歌山城を舞台にした戦闘ゲーム


午前の部に参加した子どもたちからも、

・プログラミング難しかったけど楽しかったです

・忍者を倒すところが楽しかった。

・面白く学べたところ

と、嬉しい声をいただきました。



現地のゲストと一緒に、IT企業をバーチャル訪問!

午後の部は、現地からゲストを迎え、和歌山市駅周辺と和歌山城をバーチャル訪問。当日は、株式会社Link-U和歌山開発部部長の早川さんをゲストにお迎えしました。


ゲストの早川さんから、和歌山市に移住した背景やお仕事内容についてお話いただきました。「早川さんの会社は何を作っているでしょう?」の質問コーナーでは、人気アニメキャラクターたちが登場するヒントに、子どもだけでなく、大人も盛り上がっている様子でした。


前半は、360°カメラの映像を用いて、和歌山市駅周辺とLink-U和歌山オフィスを、バーチャル訪問。


2020年にリニューアルされた和歌山市駅周辺の様子に、参加者は「行ってみたい!」「綺麗ですね!」と興味津々の様子でした。ゲストの早川さんから「市駅の上のホテルには、日帰り利用できるインフィニティ温泉があります!」とローカル情報を教えていただく場面も。


Link-U和歌山オフィスの訪問では、早川さんからTV画面でゲームができたり寝転べる休憩スペースの紹介があり、ドラマセットのようなオフィスに参加者も驚きの様子でした。

株式会社Link-U和歌山オフィスの様子



現地から中継!学芸員と巡る和歌山城ツアー


後半は、和歌山城からライブ中継を行い、学芸員の伊津見さんに解説ツアーを実施いただきました。臨場感溢れるライブ中継に、参加者も終始目が離せないといった様子でした。


ツアー中は学芸員の伊津見さんから、和歌山城の歴史や設計のお話など、普段はなかなか知ることができない情報を教えていただきました。参加者からも「東京ドーム何個分ですか?」「どうやって当時設計を計算したのでしょうか?」と質問する場面もあり、子どもだけでなく大人もライブ中継を楽しんでいる姿が印象的でした。

ゲストの早川さんからは「和歌山城に行ったことはありましたが、初めて知る情報が多くあって、あらためて行ってみたいなと思いました!」と嬉しいお言葉も。


和歌山城の学芸員伊津見さんによるライブ中継の様子


また、今回とくに印象的だったことが、参加者が気になったタイミングで、伊津見さんに質問や感想を投げかける場面が多く見受けられました。ライブ中継といったリアルに近い形で実施したことで、参加者とゲストの間で双方向のコミュニケーションが生まれ、楽しみながらバーチャル訪問を体験いただけたのではないでしょうか。


参加者からも、

・実際に訪問しているかのような気持ちで見られました
・和歌山城がリアルに見れてよかったです
・きれいな駅と、素敵なお城をバーチャル訪問できた。

と、嬉しい声をいただきました。



オンラインならでは!気軽にたっぷり堪能できる和歌山市


今回は、プログラム全体を通して、参加者から積極的にゲストに質問やコメントする姿が印象的でした。ゲーム作りやバーチャル訪問といったリアルに近い体験を通すことで、参加者とゲストの間で双方向のコミュニケーションが生まれていたと思います。また、そういった交流からサイトやパンフレットだけでは知りえない和歌山市の幅広い魅力を知っていただけたのではないでしょうか。


第1回、第2回ともに、午前の部・午後の部を合わせた3時間半の中でゲーム作りにバーチャル訪問と、盛り沢山の内容で和歌山市を堪能してもらいました。もし同様のプログラムを、参加者に現地訪問してもらう形で実施していれば、到底3時間半では体験いただけない内容だったと思います。

第1回のイベントレポートで書いたように、実際に足を運んでもらってこそ感じる魅力もあると思う一方で、気軽に自宅から和歌山市をたっぷり堪能できるのは、オンライン開催ならではの魅力だと改めて感じました。

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